no title

2003年10月1日 恋愛 コメント (1)
とても優しい場所だった。まだ良く分からない頃から、とても居心地が良かったのも、覚えてる。ただ、一つだけの場所、そう・・・。






優しい人は可哀想。俺みたいな人間に、頼られて、すがられて、それの連続で、断ることもできなくて苦しんでいくんだろう。







俺も『優しいね』と言われることはそれなりにあった。俺自信も自分は優しいの『かもしれない』と思ってた。

                                    


でもそれは違った。頼られても、すがられても、それを苦しいと感じない、いや、『苦痛に感じる事ができない』だけだった。
ただ、そう感じないから平気なだけ。苦しんで、それでも必死で受け止めてあげるような人とは違ってた。


そのくせ、自分の事となると、1人前に落ち込んで、傷ついて、傷ついたフリをして、相手の優しさに甘えてばかりだった。
とてもズルい存在だと本当は知っていた。それでも、大抵は自分が望むように回っていた。





それが、幸せな事かは、分からないけど。






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頑張れない、頑張りたくない。

見返りが無いのに頑張るのなんか、無理。

見返りを求めて、頑張ってるの??  なんて聞かれれば、『そうだよ』と答えてきた。何も期待できないのに、頑張れるの?そんなカミサマみたいにはなれないし、キレイゴトを言いたいわけでもない。

ただ、言って欲しい時に、『頑張ったね』って言ってくれるだけで、それだけで、他に何もいらない、はず なのに。

逃げる?逃げるの?それは簡単、だから・・・






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今日も、都会の喧騒が、耳障りだ。

前までは、自分を祝福してたような、そんな大きな、まとまりのない音の塊さえも、自分に向けられた呪いの言葉に思えてくる。



どうして、いつかは壊れるかもしれないモノを、いつまでも、必死に、繋ぎとめようとするのか??
そんな事を頑張ろうとするなら、最初からなければいいんじゃないのか??
なんて、人間って愚かなんだ・・・





って考えてた頃もあった。いつの間にか、自分が『愚か』と笑い飛ばした人間になっていた。





でも、そのことは、今では正しい事なんだと思ってる。



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身を裂くような寂しさを、悲しみを

『決して忘れない』事は出来てもその事を『鮮やかな記憶として残す』事はできやしない。

どう言い繕ったって、どんなに、どんなに誓ったって、時は動き、褪せていく、残酷なほどに。



思い出を思い出で塗り固めていって、そうして結局は薄く、色褪せたものになっていって、
人間はなんて、愚かでカナシイ生き物なんだろう

結局、人は人との繋がりを求めてしまうのかもしれない。
思い出はいつか、薄れてしまうから、色褪せてしまうから。だから傍にいてほしい、新しい思い出を刻みたいと思うのだろうか。





何かを知るために、何かを傷つけて、

何かを得るために、何かを傷つけて、

失った何かを取り戻すために、また別の何かを傷つけて。

それがまだ、これからも続くのなら、



せめて、優しくありたい、


報いてあげたい、



報われてほしい




笑ってくれた、数より多く



Last update☆

2007/08/20

コメント

たく
たく
2006年4月11日23:37

にやw 

ムネオ

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